Trendaavat aiheet
#
Bonk Eco continues to show strength amid $USELESS rally
#
Pump.fun to raise $1B token sale, traders speculating on airdrop
#
Boop.Fun leading the way with a new launchpad on Solana.

KudasaiJP🇯🇵🧡
KudasaiJP🇯🇵🧡 kirjasi uudelleen
加速する OEV War ~ Oracle × Lendingで今何が起きているのか ~
AaveをはじめとしたLending Protocolでは、これまでに$500M(約750億円)以上の価値をMEV botに流出したと言われています。
そして、最近この課題解決に向けたOracleサービス間の競争が激化してきています。
本記事では、OEVとは何か?Lending ProtocolやOracleの最新動向を紹介していきます。
1⃣ OEVの理解に必要なLendingでの清算の仕組みとは?
たとえば、ユーザーが1ETH=$4,000の時に1 ETHを担保として2,000 USDCを借り入れ、その後ETHの価値が下落し、清算が発生したとします。
清算botは、ETHの価格が清算しきい値(例:1 ETH = 2,500ドル)に達したときに借入の決済を肩代わりします。
この場合、清算botは1ETHを2,500USDCにスワップし、2,000USDCの借入を返済した後、およそ500USDCの利益を得ることになります。この約500ドルの利益は、清算ボーナスと呼ばれます。
2⃣ 現状のLending Protocolの課題
上記はローリスクなので当然清算bot間での競争が発生します。
ここで旧来のlending protocolの仕組みに課題があります
❶ 旧来push型oracleによる価格更新の遅延
ChainLinkに代表される旧来push型の価格更新スキームの場合、contractは価格データを数~十秒おきなど定期的に参照します。そのため、実際に清算価格が割れてから清算イベントが発生するまでにタイムラグが発生します
❷ OEV(Oracle Extractable Value)流出
そのタイムラグを利用し、清算価格がオンチェーンに書き込まれた瞬間を巡って清算botどうしがガス代をつり上げて競争します。
OEVとは、このときに発生する、Oracle更新がトリガーとなるMEVのことです。
結果的に、優先手数料としてBuilderに清算ボーナスの大半を奪われる構造となっている状況です。
RedStoneによると、これまで$500M以上が流出したそうです...
❸ RedStone, Pythに代表されるPull型は統合ハードルが高い
そもそもpush型oracleのせいでタイムラグが問題なのだとすれば、価格更新のタイミングを制御できる最新鋭のpull型oracleを使えば解決するかと思いますよね?
しかし、その導入には複数のハードル(開発コスト、運用依存リスク、価格選択リスクなど)があり厳しい状況
3⃣ OEV流出を解決するプロダクト
❶ 先駆者であるAPI3
清算bot(searcher)が「オラクル更新権」を入札→収益を dApps へ返還するという仕組みで、この分野の先駆けとなる存在ですが、シェアは小さい。
❷ Aaveで採用されたChainlink SVR
Flashbots MEV-Share を使ったデュアル・アグリゲータ&バンドル競売により、落札額をプロトコルとChainlinkでシェアする。Lendingで圧倒的なシェアを誇るAave V3で既に採用されている。
❸ 大本命なるかRedStone Atom
0.3s未満で終了するオフチェーンオークションで落札した清算bot(searcher)により、価格更新+清算が同一TXで実行され、OEV の大部分をプロトコルへ還元。
まずはUnichain で Compound/Morpho/Venus/Upshift が利用。BNB、Base、Berachain → Ethereum へ展開予定で、急成長が見込まれる。
4⃣ Oracleの主要プレイヤー紹介
Oracle TVSランキング(本日付けdefilamaより)
1位 Chainlink $53.3B
圧倒的なシェアですが、そのうち65%ほどをAAVE V3が占めている点が特徴的です。
2位 Chronicle $7.4B
MakerDAOからスピンアウトしたOracleで、Spark/DAI 系を中心に “Maker エコシステムごと” 押さえる形で急伸。
3位 Internal $6.3B
独自実装oracle群ですが、うち7割がTronのJustLend。
4位 Pyth $5.7B
Solana発であるため、Solanaでのシェアが圧倒的。
5位 RedStone $5.5B
モジュールとしての実装が簡単でありフルマネージドサービスであるため、新興チェーンにDay1から採用されるケースが多い。そのため、個人的には採用の伸びしろは最も大きいと予想。
いずれにせよ、どのOracleもTVSの大部分をLending Protocolが占めているため、Lendingを制するものはOracleを制すと言えます。
5⃣ Lending Protocolの主要プレイヤー紹介
1位のAAVEはさておき、
JustLendはTron、SparkLendはMaker系、Compoundは老舗、KaminoはSolana、Venusはbnbとそれぞれに特徴があります。
個人的には面白いのがMorpho
2025年にTVL2位まで急成長したLending Protocolです
貸し手は1つのVault に入金するだけで、資金が最大 30のIsolated Market へ自動分散されます。
借り手は各Marketで担保をロックして借入するシンプルな UX のまま。
さらにMorphoはMarket/Vaultを簡単に作成できるAPIを公開しており、開発者は数分で独自 Vault や Market を作成可能です。
実際に Coinbase Loans は cbBTC/USDC Market を利用して BTC 担保ローンを提供しています。
以下のグラフの緑色がcbBTCなので現状TVLの大部分がCoinbaseであり、急成長の最大要因といえます。
Morphoでは、Marketを作成する際に利用したいOracleを決められるため、今後新規Morpho利用プロジェクトがどのOracleを採用するかに注目するのも面白い観点です。
現状では、圧倒的なTVLを誇るChainlink SVRが優勢ですが、 @redstone_defi の勢いは目を見張るものがあるので今後の動向に注目です👀




38,62K
Johtavat
Rankkaus
Suosikit
Ketjussa trendaava
Trendaa X:ssä
Viimeisimmät suosituimmat rahoitukset
Merkittävin