クトゥルフが魂を食べるという考えはラヴクラフトの著作には見られず、実際彼もおそらくその考えを否定していたでしょう。魂が存在するという考え方は、人間に何らかの「神聖な火花」が宿っていることを示唆しており、これは人間は取るに足らず宇宙は私たちに無関心であるという彼の哲学とは相容れません。これが宇宙的ホラーの核心です。